おしゃれな部屋を作りたいけど
- 暮らしていて落ち着かない
- SNSの写真みたいに綺麗にまとまらない
- 1つ1つのアイテムは好きなんだけど集まるとチグハグ
こんな悩みを持っていませんか?
僕も昔はそうでした。
部屋を見れば見るほど、なぜまとまりが無いのか、分からなくなってくるんだよね…
残念ながら、部屋の統一感は余程のセンスがある人でない限り、普通に作っていては出せません。
この記事を書いた人
- 現役インテリアスタイリスト
(年間200部屋作成) - 家具家電・インテリア業界10年目
(元有名インテリアショップVMD担当) - 家具家電レンタル・サブスク専門家
(当ブログで50以上専門記事を執筆)
ですが、安心してください。
今回は現役スタイリストとして1000部屋以上作ってきた筆者が、
誰でも簡単に部屋の統一感を出せる【たった4つのコツ】をお伝えします。
今回伝える4つのコツを意識して、
統一感が出せなかった事は一度も無いよ!
この記事を読むことで、あのSNSの写真のように統一感があって、誰もが憧れる部屋で暮らせるようになります。
ぜひ最後までご覧ください。
記事を読む前に!
実は家具を手に入れる方法は購入だけではありません。
家具もレンタルやサブスクで借りる時代。
買うよりもコストと手間をおさえて、理想の家具を部屋に置けます。
選択肢として知らないのはもったいない!
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部屋の統一感の出し方4つのルール
早速、誰でも簡単に部屋の統一感が出せる4つのルールをお伝えします。
たったのこの4つだよ!
1つずつ分かりやすく説明していくね。
部屋の統一感の出し方①:まずはテイストを決める
部屋の統一感を出すにはテイストを決めることが最も重要です。
テイスト・・・インテリアの雰囲気や種類
「どんな感じのインテリアなのか」ってことだよ!
北欧テイストだと「北欧の国々にありそうな感じのインテリア」と言えるよね。
テイストを決めると部屋の方向性が定まる
なぜテイストを決めると部屋の統一感が出るのか解説していきます。
テイストを決めると、
部屋の完成イメージが明確になり、目指す方向性が決まる
方向性を決めて、ぶれずにアイテムを揃えていくことで部屋に統一感が出ます。
最終的な完成イメージができていないのに、家具や雑貨を買い足した結果、統一感のない部屋が目の前にありますよね?
こんな行動に心当たりがあると思います。
- その時の気分で感覚で買う
- どこに置くかも決めずにニトリやIKEAに行く
- 今必要ないのに安いからと勢いで買う
- すぐに必要と言って適当にホムセン頼る
「適当に買った物」の集積場が今の統一感のない部屋…
全ては方向性が定まっていないからです。
なので、テイストを決めて完成イメージを持って、目指すべき方向に向かってアイテムを集めることが重要です。
テイストを決めて入れ替えていこう
今あるアイテムはどうすれば良いのか?
買ってしまったものはしょうがないので、入れ替えるしかありません。
例えば、ホテルのようなインテリアを作ろうとしている人は、プラスチックの収納ボックスを見えるところに置くべきではないよね!
理想のテイストにそぐわないアイテムはひっこめます。(処分します。)
またはメルカリなどで売って新たに買い直してもOK。
テイストを決めてしっかり再現するだけでも、かなり統一感は出ます。
闇雲に家具や雑貨を集めるのではなく、しっかりと完成形をイメージして部屋を作っていきましょう。
部屋の統一感の出し方②:配色のルールを知る
配色も重要な要素の1つです。
実は統一感のある配色には明確なルールがあります。
センスじゃないよ!
ルールを知っているか知らないか。
ただ、配色に関して一から説明していると長くなるので、こちらの記事を読んでみてください。
統一感を出す配色に関してはこの記事の内容で十分です。
ルールを知って統一感のある部屋を作りましょう。
部屋の統一感の出し方③:ライン(線)を意識する
ライン(線)を意識してそろえるだけで格段に統一感が増します。
どーゆうこと?ってなるよね!
家具とか雑貨を置くときに綺麗に揃えて置くってことだよ!
統一感があるとは、
全体が1つにまとまっていて、きちんとしている状態
=きちんと揃って並んでいる状態
と言えます。
例えば小学生が運動場に集まっているとします。
先生から何も指示が無く、ただ集まっているだけではおそらくバラバラに散ってますよね。
これが統一感のない状態。
ですが1列ずつ、しかもクラス毎に並んだらどうでしょう?
綺麗なラインが等間隔にできて、きちんと揃って並んでいる状態になります。
統一感があるのは一目瞭然ですね。
インテリアにおいても同じです。
家具や雑貨のラインを意識して綺麗に並べる、揃えるだけで統一感が増します。
家具や雑貨のラインを揃えた例
実際の例だとこんな感じです。
上のベッドルームは横のラインを意識して揃える事で、統一感を出しています。
こちらのダイニングシーンは照明やチェアなど同じ形、大きさのアイテムが並んでいますよね。
このように同じアイテムが複数ある場合は、集合させラインを揃えましょう。
連続するものには目線が集まるので、揃っていればいるほど程、規則性が生まれ統一感に繋がります。
その他の例です。
- 家具の高さを揃える
- 奥行きを揃えて面のラインを揃える
- 窓枠に合わせて配置する
- 無駄な凹凸を生むものは片付ける
揃えれば揃えるほど、まとまりが生まれます。
お部屋の中にあるラインを意識して揃えて、統一感を出しましょう。
部屋の統一感の出し方④:木と金属の素材をそろえる
家具や雑貨の、
「木」と「金属」
この2つの素材を揃えるだけで統一感が格段に増します。
できていない人がかなり多い!
あなたの部屋を見渡したときにどうでしょうか?
- 床やテーブル、ソファの脚などの木の色がバラバラ
- ゴールド、シルバー、ブロンズ、様々な金属の素材のアイテムがある
このような状態だと中々統一感を出すことはできません。
木と金属がバラバラだと統一感が出ない理由
ではなぜ木と金属がバラバラだと統一感が出ないのか?
それは
木と金属が他の素材に比べて「存在感」が強い素材
だからです。
つまり視線を集める素材です。
例えば木であれば、
- 元々生き物(植物)なので人工物に比べて存在感が強い
- ディテール(細部)がしっかりしているので目を引く
- 床や家具で使われる事が多いので占有面積も大きい
このような理由から、視線を集めてしまいます。
金属は木とは要素が違うけど、何より光沢があるからパッと目を引くよね!
以上のような理由から、存在感がある素材がチグハグだと大きく統一感を損ねます。
木と金属をそろえて統一感を出そう
木と金属を意識的にそろえるだけで、下の写真のように劇的に統一感が増します。
木の色をほぼ1色に揃えています。
木の色以外が白をベースにしていることもあり、更に統一感がありますね。
こちらの写真は金属をほぼゴールドだけで統一。
他の色や素材の要素は多いのにバランスが良く感じるのは、「ゴールドをそろえる」という規則性があるからです。
ここにシルバーや他の光沢のある素材が多く入ってくると、一気に統一感は無くなってしまいます。
木と金属をそろえる重要性、伝わったかな?
木と金属を意識してそろえて統一感を出しましょう。
まとめ:4つのルールを抑えて部屋に統一感を出そう!
今回は部屋の統一感の出し方をお伝えしました。
4つのルールは以下の通りです。
- テイスト決めて部屋の完成イメージを明確にする
- 配色のルールを覚える
- 部屋の中にあるラインを意識的に揃える
- 存在感の強い木と金属に注意する
統一感はインテリアの土台です。
今ある部屋を作り替える人も、これから新しく作っていく人も、この記事を参考に統一感のあるお部屋作りにチャレンジしてみてください。
でも、統一感の出し方を勉強しても、
「部屋に置くとやっぱり違った…」
となることもあると思う!
そんな失敗をしない為にも、
家具を一度レンタルしてみる
というのも1つの手です。
低コストでおしゃれな家具や家電を家に置くことができます。
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